インプラントとは?
インプラントとは、人工歯根(じんこうしこん)とも言われ、失ってしまった歯の根を人工物で補う治療です。
顎の骨に身体になじみやすい生体材料(チタン)を埋め、その上に人工歯を接続します。
インプラントは、入れ歯やブリッジと10年後の治療実績を比較すると、圧倒的に優れているというデータが統計学的な論文で発表されているため、歯の長期的な健康を維持するために、非常に有効的な治療ということが出来ます。
当院のインプラント治療の特徴
- 経験豊富な院長が治療
当院ではインプラント治療に院長が治療を行います。 - 最新のCTを導入しております。
最新のCTのデータをもとに大事な神経や血管の位置などを把握したサージカルガイドを作成します。
- 埋入にサージカルガイドを用います。
サージカルガイドとは、コンピューター上でインプラントをどこに埋めるかの設計を行い、そのデータをもとにインプラント埋入用のマウスピース型のガイドをつくることです。
これを使用すればコンピューター上の設計通りの位置に埋入することができ、安全で正確な治療が可能になります。
インプラントのメリットとデメリット
インプラントのメリット
- 自分の歯に近い感覚で食事できる。
インプラントは失った歯の歯根の代わりにあごの骨に直接埋め込み、それを土台にいわゆるさし歯を取り付けるため、天然の歯と同じような感覚でしっかりと噛むことができます。 - 両隣の歯の負担を補うことができる。
歯を失った部分は入れ歯やブリッジのどちらの治療でも両隣の歯の負担が増えます。インプラントは両隣の歯に負担なく歯を作ることができます。
インプラントのデメリット
- 保険では治療できない。
インプラントには保険が適用できません。そのため、全額治療費をお支払する必要があります。 - 手術が必要になる。
インプラントは手術が必要です。しかし、サージカルガイドを用いることで、ほとんどの場合は歯ぐきに切開を入れずに、低侵襲で手術を行うことができます。
インプラント治療の流れ
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相談
最初に患者さんの状態やご希望をお伺いし、治療方法や費用をご案内します。
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術前検査、治療計画
インプラントは顎の骨の中に埋めるため、検査なしで処置を行うと、熟練の医師でも神経や血管を傷つけてしまう可能性があります。そのため術前検査にて、型取りや口腔内写真撮影を行い、治療計画を立てます。
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検査結果報告と治療方針決定
検査結果をご報告すると共に治療計画を元に治療方針を決めて頂きます。
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インプラント手術
当院では2回法と言って、一次手術と二次手術の2回手術を行います。一次手術では顎の骨にインプラントを埋めます、3~6ヶ月の期間を設け、二次手術を行います。二次手術では、インプラントと人工歯の接続を手助けするアバットメントの取り付けを行います。
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人工歯の為の型取り、人工歯制作
インプラントが顎の骨のどの位置にあるか、分かるように型取りします。それを元に技工所が人工歯を制作します。
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人工歯接続
完成した人工歯をインプラントに接続してインプラント治療を終えます。
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メインテナンス
インプラントはご自身の歯と比較すると歯周病原性細菌に感染しやすいので、より清潔な環境が求められます。インプラントを含め全体的な歯と歯茎の点検と除石を含むメインテナンスが重要です。